月の公転平面は黄道に対して5度を中間値として20分の範囲の角度だけ傾いている。
月の公転平面と黄道が交わる2点を"交点"(node)と呼ぶ。月が交点(node)に来た時には、
太陽、月、地球が同じ平面上に並び, 相対位置によって、日食や月食が起こることがある。
月の公転によって起る最も一般的なことは月齢の変化である。
この簡単化されたモデルにおいては、
この図面の作成方法:
#1 ファイル lunar_phase_model.dwg をダウンロードし、レンダリングする。
光の方向のデータは すでに dwg ファイルに埋め込まれている。
#2 AutoLISPを使い
プログラム lunar_phase.lsp を (load "lunar_phase") でロードする。
コマンド ラインから (setup_lunarphase) と実行命令をタイプする。
これがグローバル座標 (0 0 0) の周りに12個の月を作成する。
地球を表す半径 2.0 の球をこの中心点に加える。
AutoCADで LIGHT コマンドを使い 方向余弦 (0 , 1 , 0) の方向から来る無限遠の光を定義する。
次に RENDER コマンドで図面をレンダリングする。
プログラム名: Lunar_Phase.lsp
コマンド: Lunar_phase
******************************lunar_phase_screen.dwg******************************
この図面の作成方法:
#1 ファイル lunar_phase_screen.dwg をダウンロードしレンダリングする。
光の方向のデータは dwg ファイルにある。
#2 AutoLISPを使い
プログラム lunar_phase.lsp を (load "lunar_phase") でロードする。
コマンド ラインから lunar_phase と実行命令をタイプする。
これがグローバル座標(0 0 0)の周りに12個の月と12個のビューポートを作成する。
地球から見た位置にあるそれぞれの月は拡大して表示される。
下図でビューポートに示した 0 から 11 の番号は、月の位置に対応している。
********lunar_phase_viewport.dwg********
AutoCADで LIGHT コマンドを実行し (0 1 0) の方向から来る無限遠の光を定義する。
次に RENDER コマンドで図をレンダリングする。
新月から始まる、上弦、満月、下弦、の 月齢アニメーションを見る。
このアニメーションの作成方法:
全部の月がレンダリングされたら、各ビューポートに行き、"SAVEIMG" コマンドをつかって
イメージファイルをBMPフォーマットにセーブする。
例えば、moon_1.bmp, moon_1.bmp, ...,moon_11.bmpのように。
次に、ペイントショップ(PaintShop)を使ってスライドでアニメーションを作成する。
質問、問い合わせは 筆者 岩本 卓也 宛てにお願いします。
Last Updated July 9-th, 2006
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