サモスのコノン(
Conon of Samos, 約280BC - 約220 BC)
は螺旋を発明し、極方程式をr = a qで表した。
この曲線をアルキメデス(
Archimedes, 287BC - 212 BC)
は円積問題(円の四角化)に応用した。
現在ではこの曲線をアルキメデスの螺旋(Archimedean Spiral)と呼んでいる。
アルキメデスは "On Spiral" という本の中で もしr が点P への半径ベクトルとすれば、 |
この図面の作成方法:
プログラム sqr_circle.lsp を (load "sqr_circle") でロードする。
次にコマンド ラインから spiral_a と実行命令をタイプする。
このコマンドはラジアン0.001の増加角を持つアルキメデスの螺旋を作成する。
ポリラインを小片に分解し、これらの小片を延長して点P とT で接する線を描く。
ファイル spiral_subtangent.dwg を開き、LIST コマンドでORとOU の長さ、弧の長さを求める。
上記から、長さpの線分は求めることができる。
求め方:
(1) 点O (x = y = 0で)から始まるアルキメデスの螺旋を描く。
注: x = 2p の時x-値が1.0となる定数"a"を選択する。
(2) 一回りしたら、曲線がx-軸を点Q (OQ = 1)で切断する。
(3) 点Q で接線を引く。
(4) この接線は点P でy-軸と交差する。
OP の長さは pである。
これは半径OQ の円の円周に等しい。
接線の引き方には説明を要する。
理論的には接線は、角度q がゼロに近づく限界で定義される。
コンピュータのプログラムでは、点(1, 0)にズームし角度qを小さく小さくすることで達成される。
************** tangnet_line.dwg ***************
************** Archimedes_circle_squaring_desc.dwg ***************
この図面とアニメーションの作成方法:
プログラム sqr_circle.lsp を (load "sqr_circle") でロードする。
次にコマンド ラインから sqr_circle と実行命令をタイプする。
jpg ファイルを作成するには make_anim_jpg と実行命令をタイプする。
*** Archimedes_circle_squaring_result.dwg ****
質問、問い合わせは 筆者 岩本 卓也宛てにお願いします。
Last Updated Nov 22, 2006
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